フランス、20年振りの優勝
ワールドカップロシア大会、1か月間に及ぶ激闘はフランスの20年振り2回目の優勝で幕を下ろしました。
我が日本代表は、またしても「ベスト16の壁」を突破することはできませんでしたが、戦前のドタバタを考えると予想以上(?)に健闘したと言えるのではないでしょうか?
大会全体の感想としては、PKを含むセットプレーからのゴールが異様に多い大会だなぁ…って感じです。
やはりVAR導入の影響でしょうね。
個人的にはVARはサッカーには向いていない気がしています。
誤審を減らすのはいいことだと思いますが、「誤審も含めてサッカー」だと思いますし、「流れ」を分断している気がします。
何より「誤審が伝説を産む」のもサッカーの魅力の一つだと思っています。
当時からVARがあったらマラドーナの「神の手ゴール」も産まれなかったのだろうし…。
そして、「波乱」の多い大会でしたね。
優勝候補筆頭に挙げられていたドイツが、まさかの予選敗退。
ブラジルやアルゼンチン、スペインなどの本命格のチームも早々に敗退、ワールドカップ常連のイタリヤやオランダは不出場。
逆に下馬評の低かったイングランドの躍進も意外でした。
イングランドは4年後が非常に楽しみになった大会ではないのでしょうか?
決勝戦に関しては、「準決勝は同日に行うべきじゃないかな?」って思います。
1ヶ月の激闘の終盤での空白の1日は大きな意味を持つ気がしますしね。
まぁ大会前から決まっていた日程ではありますが…。
最後に、我が日本代表は、この大会をもって大きな転換期を迎えるでしょう。
本田や長谷部など代表引退を示唆している選手も多く、ロシア大会に出場した選手の多くはカタール大会が行われる2022年には30代に迎えていることになります。
当然、この四年間で急速な世代交代を進める必要があります。
今大会の選手選考に「経験を重視した弊害」を、四年後に味合わされることがないことを願っています。
0コメント